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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

「鳥の祖先 翼4枚の恐竜」

表題のタイトルで一般紙の科学欄に写真入の記事が出ました。4月25日読売新聞夕刊北海道版です。興味ある方も居られようかと、引用先を明示して記事のコピーを鳥日和に貼り付けたいと、著作権のある新聞社に問い合わせました。

記事のコピーをブログに貼り付けるには、著作権者に申請する必要があるようです。手続きが面倒なので諦めました。記事によると北海道大学の研究チームも翼を持つ恐竜を米誌サイエンスに発表しているそうです。

興味がある方は新聞販売店か北海道支社に行けば手に入ります。販売店の場合は3・4日間なら取り置いてあるようですが、支社へ行けば1ヶ月前までの新聞は受付で購入できます。

水辺に春

23日のうららかな陽気に誘われて、北大構内を散歩しました。工学部横の大野池の水路にミズバショウが可憐な姿を見せていました。北大構内ミズバショウ咲く_edited-1

ふと気配を感じて横を見ると、赤い小鳥が枝に止まっていました。4月20日にアップされたsumiさんにある小鳥で、うすちゃんカンパニーさんでも紹介される「円山公園、大盛況!」のオオマシコのイメージです。カメラを向けましたが小鳥をファインダーに入れる前に見失ってしまい残念でした。

それに比べて、ちびけんさんの「西岡水源地 もうすぐ5月」にあるナイスショットのカワセミ写真は、気を遣って横向いて撮ったというのに、その手練の早業はさすがなものと大いに感じ入ったものでした。

 

中島公園春景色

4月16日、中島公園へ行ってみました。菖蒲池の氷も豊平館前と日本庭園横のごく一部を除いて落ちていました。

マガモやカルガモやカモメなど数羽の水鳥たちが、春の陽をあびて水に浮かんでいました。

陸の解けかかって水を含んだ残雪に、カラスが身を沈めて雪あびをする様子ものどかな春の日でした。カルガモ

カラス雪あび 残雪中島公園

婚姻色のアオサギ

アオサギのサイト「アオサギを議論するページ」で、繁殖期のアオサギは一年中で最も美しい体になると知りました。たとえば婚姻色という赤い色が脚や嘴や目の虹彩を彩ります。

4月7日のモエレ沼のアオサギと今日16日のアオサギの横顔を並べてみると、赤みが増している経過の様子が分かり、アオサギの季節到来を感じさせます。16日のアオサギは婚活中?

アオサギアップ_edited-14月16日 モエレ沼で

 

 

 

 

 

 

カップルアオサギ_edited-24月7日 モエレ沼でDSC_0912_edited-1

 

 

 

 

 

4月7日 モエレ沼で

♪春は何処から来るかしら

カッコウ2011年12月号特集でモエレ沼のオジロワシを取り上げたことはすでに述べました。明けた昨年は、その時期にモエレ沼に行くことが出来ませんでした。今年は手ぐすね引いてこの時期を待ち構えました。

今年はワシの飛来は少ない、と、モエレ沼のバードウォッチャーがいいます。例年は沼の氷は2・3週間かけてゆっくりと解けて行きますが、今年はドンと雪が降って沼を覆い、解け始めるとあっという間に氷が落ち始めました。これでは緩い氷の上から魚を狙うワシの飛来も減ったというのです。

減ったといっても飛来はしているので、今年4月に入って3度モエレ沼へ行きましたが、また今日11日のお昼近くに4度目の気合と共にモエレ沼に行きました。案の定、若いオジロワシがやってきていて、賑やかな春のざわめきが聞こえはじめていました。ウの群れ (1)カラスを消したワシ(補正)ワシとカラス

 

やっと出会えたオジロワシ

雪解け時期のモエレ沼でオジロワシが見られるのはいつ?今でしょ。今月5日も7日もオジロワシに出会うことが出来ませんでした。残念なので、前日の強風が止んだ今日9日にモエレ沼に三度目の正直を願って行って来ましたキツネ今日も雪山に現れたのはキツネ君。沼の解け氷

 

人道橋の上から沼の面を見ると、氷が緩んでゆく模様が面白い。ウ

 

 

 

水面の開いたところに水鳥たちが集まる。カラスと魚

 

 

 

 

 

浮いてきたのか、氷に閉じ込められていたのを掘り出したのか、カラスが死んだ魚に群がっていました。ミコアイサ

 

 

 

 

ミコアイサもカップルで羽を休めてゆったりと。

 

 

 ワシ1

ワシ2

やっと出会えたオジロワシ。

 

 

地上に1羽上空に1羽を見ることが出来ました。

今年は現れるのが少ないような気がします。

沼の氷が落ちてしまう頃にはオジロワシは姿を消し、カモたちが増えてきます。時にはセイタカシギやダイサギなども姿を見せることがあるそうです。

前からの希望の一端が叶えられました

北国の3月から4月にかけての3・4週間ほどの期間に、白樺の樹液が摂れるそうです。樹液採取のツアーに参加して樹液を飲みたいと思いつつ今年も叶いそうにありません。でも、白樺の樹液は短い期間ではありますが手に入ります。

地下街の北キッチンで求めてきました。180mlボトル300円でした。樹液にほのかな甘味を感ずる方もいらっしゃるそうですが、私には甘味は分かりませんでした。粋な飲み方もあるようですが「飲む森林浴」のキャッチフレーズに想像力を働かせて、そのまま飲んで楽しみました。前からの希望の一端が叶えられました。

樹液が出る白樺の幹に耳を押し付けて、かって早春のカエデの幹で聞いた水が流れるような音が聞けるのかどうか、それが知りたい今日この頃です。白樺樹液

アオサギの季節Ⅱ

モエレ沼に来たアオサギの画像を調べていて、「アオサギの季節」で紹介した婚姻色が現れているアオサギに比べられるアオサギたちがいました。

季節Ⅱで紹介する二羽のアオサギたちの目を見てください、「季節」のアオサギよりも目の赤みが濃いです。特に手前の彼(彼女?)の目は明らかに婚姻色の特徴を増しているようです。彼らはこれから一緒になって巣造りをする雰囲気です。そんな想像をするのも春の鳥見の面白さかもしれません。

直前にアップされたちびけんさんの西岡水源池定例探鳥会での言葉を借りて>ちらほらと春の雰囲気・・・ もうチョイ、もうチョイ。>カップルアオサギ_edited-2

アオサギの季節

「北海道のアオサギは、いま一番美しい時期を迎えています。くちばしや脚は鮮やかな朱色やオレンジに、目先の部分は紫やすみれ色に染まります。顔をアップで見ると、その配色の派手派手しさに本当に日本の鳥なのかと疑ってしまうほどです」

アオサギに特化した全国的に人気のサイト「アオサギを議論するページ」4月1日のホームページにあります。モエレ沼にも姿を現しているアオサギも正にその季節を迎えようとしています。カップルが成立する頃には目も赤く為っているのを望遠鏡で確認した事があります。長い脚も赤くなって胸の飾り羽も豊かに婚姻色といわれる赤色が鮮やかさを際立たせます。

アオサギを議論するページの4月1日の記事はエープリルフールに絡ませたもので本当かどうか疑問の方はご覧になって判断してくださいね。DSC_0912_edited-1

 

そうそう、その感じ!

道に薄く張った水を飲むハシボソガラスの写真をアップして「異聞」を補強して下さったちびけんさんに感謝します。

話題一転します。

2011年12月号カッコウ特集「モエレ沼に春を告げるオジロワシ」筆者として、今年のモエレ沼の春を調べに行きました。

4月5日午前9時から11時には、モエレ沼にオジロワシの姿はありませんでした。晴天、微風、沼の氷も緩み始めた状況で、氷の下の死んだ魚を掴みだす様子も見られるかという期待は見事に外れました。この時期にオジロワシを見に来る人たちもいて、今日は3人の人たちに情報を訊きました。

3月29日には8羽(成鳥2幼鳥6)が雪に覆われた沼にいたそうです。昨4月4日にはお昼頃に2羽が沼とモエレ山の頂にいたそうですが、残念ながら今日のこの時間には居ませんでした。石狩湾から茨戸湖を周回してモエレ沼に下りる行動をしているようなのでタイミングが合わなかったと思います。降りてくれれば数時間は居続けるようです。モエレ沼全景

氷の状態はかなり緩んでいて、水郷西大橋からの光景です。

右の小高い丘が「プレイマウンテン」画面を外れた右側に似た高さで「モエレ山」。

    キツネ2現れたのはキツネでした。遊歩道 (1)主な遊歩道の除雪はおわっていました。街路樹の選定も進んでいるようでした。枝打ち