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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

思い出写真

写真を整理していたら、二十数年前に道庁前庭の北側の池に現れたヨシガモを撮ったポジフィルムが出てきました。「え?撮っていたんだあ!」という思い出です。

其の頃、支部会員に夭折された野鳥写真家の林大作さんが会員で「札幌の鳥たち」「北海道の野鳥」などの写真集を刊行されていました。彼から「adaさん、ヨシガモの原盤が有りませんか」と電話が有りました。彼にはマスコミなどから未発表の写真のオファーが有るようで、彼からアマチュアの私に問い合わせが有るのは余程急いだことだったと思います。

当時の私はモノクロフィルを自分で現像焼き付けしていて、カラー写真はiso400のネガフィルムが主でした。難しいiso64やiso100のポジフィルムはほとんど使っていませんでした。使える写真かどうかは別にして、好漢林大作さんの要望には応えることが出来ていたのにという残念さの思い出写真です。道庁前庭にヨシガモが来ていたという面白さもあって、そのポジフィルムをスキャンしてここにアップします。いかにも素人写真で懐かしいです。

 

 

「跳びます飛びます」追伸

暑寒別川の鮭の遡上はまだ続いているようですが、9月29日投稿「跳びます飛びます」は二日前の9月27日の暑寒別川にサケ遡上の様子でした。

サケは4年後に生まれた川に戻ってくると聞いたことがありますが、そうならば帰ってきた喜びの跳びはねのような気がします。

暑寒別川に戻ってくるサケを食べたい?けれど、大きすぎてただ見つめるだけのカモメ。カモメは魚を食べますが死肉も食べるカラスと同じスカベンジャー(死肉食)の仲間だそうです。

大きくて力強いサケもやがて此処で死んでゆきます。

サケを見つめるカモメの心は「もうすぐ食べることが出来る」と嬉しさを込めた姿のような気がします。

 

 

 

今度は跳びはねるサケとカラスが空中で出会った場面です。

 

 

偶然に写りこんでいた画像を拡大しました。

 

この場面はどういう事なのか分かりませんが、カラスがサケの跳びはねを見越しての接近では無い様な気がします。

何れにせよ、偶然の鳥日和でした。

 

北大構内の鳥

「今、北大構内の鳥の状況は?」と支部会員に問われました。住まいが北大の近くなのでそう問われたと思います。11月27日(土)に1・2センチの降雪がありました。自然界では朝と夜とか季節の変わりめなどに面白い光景がある様な気がします。

それを期待して、長靴履いて出かけました。北大構内の鳥は初夏のオシドリやマガモが人気で賑わいます。定番の西岡水源地や円山公園定例探鳥会のスケールには及びませんが、小鳥も意外に多彩です。注意深く見ていると今日もカラの仲間がすぐ横に飛んできていました。今日はハクセキレイが大サービスしてくれました。静かにしゃがんでいたら、2m近くを歩いてくれました。落ち葉の間を何かを探すように歩く姿を楽しませてくれました。小さくコツコツという音はヤマガラが樹の幹のひだを叩いている音でした。今日もエゾリスが出てくれました。連れ合いに「あそこにいるよ」と指さしてもなかなか分かって貰えません。でも動くと素早いですがすぐ分かります。クルミを探し当てたようです。埋めて置いたクルミではないでしょう。まだ見つけやすい地上のクルミだろうなと思います。なぜなら、埋めて置いたのは越冬の貴重なものだから私ならそれは食べません。番外編です。

北大構内には中央ローンなどいくつかの芝生が点在します。博物館南側のローンの洒落た注意喚起標識が設置された事を紹介します。

数年前まで学生たちがローンで焼き肉ジンギスカンを楽しんでいました。そのために七輪などで芝生が黄色く焼ける跡が彼方此方にできたのが原因です。

九州からの学生さんがジンギスカンの肉と鍋を故郷のお土産にしたそうです。でも、北海道の気候と広さでの味わいが無くて驚いたという話を聞いたことがあります。感受性の豊かな学生さんだったのでしょうね。私なら、どこで頂いてもジンギスカン鍋は美味しいです。

 

 

(個人的に)懐かし写真Ⅱ

1993年5月31日、大通西1丁目札幌テレビ塔の北側でNHK札幌局前です。

その前年にお隣り西2丁目の札幌市庁舎前の池にマガモの雛たちが現れて、代表的な札幌中心地なので私たちの話題になりました。マガモが雛たちを連れて近くの創成川に渡って行って、同じ光景が今年も見られる事が分かりました。

数日前から其の様子を写そうと新聞社やTV局が待ち構えていました。

私もその一人でしたが、マスメディアのカメラマンとは離れた位置で狙って居ました。

雛は10羽生まれていたそうですが、写真で見ると減っていますね。

彼らは創成川までの約150㍍の行進を人々が多い正午ちかくにしましたが、人々がカラスなどの襲撃から守ってくれると分かっていたと思います。

 

私の狙いは的中して、駐車していた観光バスの乗員や客たちのマガモたちに向ける表情が写りこんでいて、「やったー」という思い出写真です。押し入れ暗室で現像焼き付けしていた画像をスキャンして今回初公開します。

(個人的に)懐かしの写真です。

1984年9月30日、江別市石狩川調整池での写真です。周りには多くのカモたちが飛び交っていましたが、一羽で浮いている鴨がいました。もしかしたら身体に問題を抱えた個体だったかも知れません。その時、バシャンという音がしてその鴨が襲われた事が分かりました。

オオタカがカモを押さえつけているようです。私の想像ではもがく鴨の頭を水中に沈めて窒息死させているような感じでした。どうなるかカメラを向け続けていたら、なんと自分の体重を超すと思われるカモを持ち上げて運び去りました。あずましく(落ち着いて快適に)食べ事が出来る場所へ運んで行ったのでしょう。

この写真は道内の新聞写真コンテストに入賞した思い出の写真で、過去のカッコウ誌でも紹介しました。

襲われたのはオナガガモかマガモか分かりません。カラーフィルムが高価で、撮影はASA400のモノクロフィルムを押し入れ暗室で現像していました。今はカラーかモノクロかをその場でも選択出来るし、ASA感度も自由に設定して写せます。さらに明るい室内でプリントもできるシステムなので楽で便利になりました。

焦点距離800㎜絞り固定式f8のレフレックス(反射)レンズで、シャッター速度は125分の1だったような記憶です。

 

 

もうすぐ降雪

北大構内のリスの動きが前よりも少なくなったような気がしますが、越冬の準備が出来たのかな?と勝手な想像をしました。この秋に構内のリスを追っていて、印象的なショットをご覧ください。樹の上の松ボックイを地上に落としてから、その実を割ってご機嫌に食べて居る満足そうな様子に同感出来たものでした。

観察中にサルノコシカケに乗った面白い場面を撮ることが出来ていました。

 

サルノコシカケ類には癌に効く成分があると聞いたことがありますが、このリスは何かを確かめるように匂いを嗅いでいました。

次の写真ではショッキングな場面を紹介しますが、「助けようとしなかったのか!」というお叱りは御免ください。カラスにも子育てなど生活が懸かっています。

このショッキングな場面は5月末頃の北大構内でした。巣から出て間もない子供のリスのようでしたが、樹の上に居てカラスに蹴落とされ地面に落ちて連れ去られました。瞬間の事でしたが、想像した通り野生の世界を連写してこの場面が写っていました。鳥日和です。

 

 

今日も北大構内の賑わい

イチョウ並木の黄葉は、地面も葉が敷き詰められたような面白さで多くの人出がありました。一方、正門と中央ローンの近くのエリアでは小さな秋の賑わいが有りました。オンコの実を食べるシジュウカラ。

 

オンコの実は甘くて美味しい。

種は毒と聞いたことがあります。

 

ヒヨドリもやってきました。ヒヨドリは甘いものに目が無いと聞いたことがあります。陽だまりに蝶が居ました。クジャクチョウ?だったかな。忘れました。お約束のエゾリスも出ました。クルミのようなものを埋めているようでした。

彼方此方走り回ったので、のどが渇いたようで水を飲みました。

 

リスが水を飲む場面を初めて見て写真にも撮れたおまけ付きの楽しい秋の鳥日和でした。

 

 

北大構内秋日和

10月30・31日。人気のイチョウ並木から大野池にかけてのエリアは土・日であった為に家族連れなどでお祭りのような賑わいでした。それはそれとして、マガモやオシドリが居なくなっても、都市鳥の代表格のスズメ、カラスなど小鳥たちも元気でした。

定番のスズメの水浴び。シジュウカラでしょうか。昔は後ろ姿がいいのを「バックシャン」と言って居ましたね。

オンコ(イチイ)の実をカラスが食べていました。構内の人気者エゾリスが夢中で食べたり越冬食料を枯葉の中や木の根などに運んでいました。構内のエゾリスは百匹は下らないと言われているようです。そんなに居るのかなとは思いますが、「今日も見ることが出来た。元気をもらった」とリスを見に来る市民もいらっしゃるそうです。この男性はリスに気が付いたでしょうか。構内は広い。大学職員などが利用する構内循環バスが運行する大学は他に有るのかなと思います。

 

 

1964年、尾岱沼の冬のドラマ

新聞・雑誌のスクラップを整理していて感動した写真記事を見つけました。吹雪の夜が明けた零下25℃の尾岱沼での光景でした。

週刊文春1992年2月20日号の「Catch Up 28年前の北海道尾岱沼の白鳥たち」記事です。撮影者は白鳥を撮り続けていた当時72才の嵯峨悌二さん。彼はニュース写真雑誌「ライフ」で前年の世界のベストカメラマン7人の一人に選ばれていて、当時の東京銀座コダック フォトサロンで開かれていた写真展の紹介記事でした。「28年前」というと東京オリンピックの1964年の尾岱沼の白鳥たちになります。

 

 

 

また厳しい冬がやってきます。

そしたらまた希望の春が来るでしょう。

印象に残ったスクラップで楽しむことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

天高くスズメも肥える秋

実った稲を群れになったスズメが食べにくる図柄が思い浮かびますが、それは昔の事。稲は手早く刈り取られてその乾燥を天日でする事は少なくなったようです。

北大構内でスズメがまつぼっくいの実を食べていました。天高くスズメも肥える秋・・厳しい冬の到来を前にしっかりと体力をつけているようでした。天高く飛行機も飛んでいました。チャンチャン。