*

Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

カラスの巣ニ題

スズカケノキにカラスが巣をかけました。前年カラス被害を受けた住民の依頼で行政が駆除の作業員を差し向けました。巣立ち間際の巣が地上に降ろされて、作業員の心優しさが見えるショットです。カラスの子らも何かを訴えているようです。

カラスの巣を上から見ることはあまり無い事でしょう。このように巣が造られて卵も痛まない状態で地上に降ろされるのも珍しい事です。

都会のカラスの巣では卵は三個前後らしいです。

 

厚別川河畔林カッコウ探鳥会

恒例のカッコウ調査を兼ねた探鳥会、集合場所で早々カッコウの声が聞こえます。晴れ渡ったおかげか参加者40名超で今年は大所帯、出発後、厚別川にかかる橋から下流河畔を観察。ノビタキは巣立ち間もない幼鳥も確認できました。

ノビタキ幼鳥(Sさん撮影)

他にカワラヒワ、コヨシキリなども囀っています。「橋の上からのバードウォッチングは楽ちんね」の声も聞こえ、確かに。

コヨシキリ

アオジ、クロツグミ、カッコウの声を聴きながら、モズ♂♀、コムクドリなど観察。

コムクドリ(Sさん撮影)

オオヨシキリが「ギョギョシギョギョシ」と賑やかでした。口の中、赤いわ。

オオヨシキリ

ご覧のとおり、堤防両側河川敷のヨシがすっかり刈り取られ「何だよ!」状態のため、急きょコースを上流部に変更、おかげかホオアカが現れてくれました、ヒバリの囀り聞きながらの一休み中、姿も見たいとヤキモキしていたカッコウが傍らを飛び行き、まずは姿を見られてよかったべさ。帰り途エゾセンニュウの声にしばし聴き惚れました。

参加者44名、おつかれさまでした。
思いのほか風強しと陽射し強しで、後ろ首筋ヒリヒリで日焼けしました。
今日もビールが飲まさるかな。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

早朝下見時、電線にとまるカッコウ

【今回バス利用参加者の皆さまへ】
事前案内の地下鉄白石駅から出発バス時刻に誤りがありました事につきましてお詫びいたします。大変申し訳ありませんでした。

2017年6月18日 厚別川河畔林カッコウ探鳥会

  • マガモ
  • キジバト
  • カッコウ
  • オオセグロカモメ
  • トビ
  • モズ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒバリ
  • ヒヨドリ
  • エゾセンニュウ
  • オオヨシキリ
  • コヨシキリ
  • ムクドリ
  • コムクドリ
  • クロツグミ
  • ノビタキ
  • スズメ
  • ハクセキレイ
  • カワラヒワ
  • ベニマシコ
  • ホオアカ
  • アオジ

合計:25種天気:晴れ

6月、円山公園定例探鳥会

6月の円山公園定例探鳥会です。

会員の山田甚一さん、Sさん、Mさんから素敵な映像が届きました。

空模様を気にしながらのスタートです。(Mさん)

可愛い-!日に日に成長中のオシドリの雛(Sさん)

こちらも可愛い-!、シジュウカラの巣立ち雛(Mさん)

お目々がキラリ!相変わらず美しー!男前のキビタキ(Sさん)

 

 

 

 

 

 

 

ジジロジジロ・・・さえずるオオムシクイ(山田さん)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

雨の中、皆さんお疲れ様でした。(山田さん)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

【撮影は会員の山田甚一さん、Sさん、Mさんです】

2017年6月11日 円山公園

  • オシドリ
  • マガモ
  • キジバト
  • アオバト
  • オオセグロカモメ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ヤブサメ
  • オオムシクイ
  • センダイムシクイ
  • ゴジュウカラ
  • アカハラ
  • キビタキ
  • スズメ
  • ハクセキレイ
  • カワラヒワ

合計:23種天気:小雨時々曇

円山公園、オシドリ母子来ました。

円山公園、今年もオシドリ母子来ました。

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

お待たせしましたー!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

うわー!可愛い-!オシドリベビー。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

これこれ、みんなお利口にしてね!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

みなさん、円山公園にお越しください。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

【撮影は、会員の山田甚一さんです】

 

2016年6月24日(その2)

カラス(ハシブトカラス)が子育て中の巣の近くを通る人を襲う場面に出会ったり写真に撮る機会は実は有る様であまり有りません。昨年の中島公園の場合はまさに其の機会でした。批判があるかもしれませんがお許し願って、同じ場面「その2」を追加します。

状況説明は直前にアップしたadaが説明した場所なのでブログをご覧下さい。

 

実は公園事務所にはこの情報が伝えられていたそうで、間もなく来園者への注意表示が出されたと聞きました。

 

 

画像を整理して気が付いたのですが、こういう場合にカラスに襲われた時の咄嗟の対処法としてNPO法人カラス研究会の中村さんは「両腕を肩幅に上げて防ぐ」と助言します。カラスは羽が腕に当たって自分が痛むので襲撃を控えるそうです。

写真の女性は正にその対処法をとっていてカラス研究会の助言が伝わっていた事が分かります。

因みに私は持参の三脚をかざして腕の代わりにしていました。

アントンカラス、マリアカラス、マキコカラス、

知名人でカラスという名が付くというので、私の脳みそが焼酎でシェークされてマキコカラスという名も出てきました。

カッコウ誌6月号が届いたと同時に、支部からメールが来ました。カッコウ誌の人気コーナー、リレーエッセイ鳥参上のタイトルが5月号の「女子探鳥会のとりくみ」と同じになっているが正しくは「カラスと共に行動する」なので、7月号のおわび訂正記事までの問い合わせには対応してほしいというものでした。編集長さんの慌てぶりが窺えました。

考えられないようなミスなので、却ってエッセー鳥参上が一層注目されるプレミアムが付いたかも知れません。私も早速鳥参上を迎え入れました。中村真樹子さんが古代の日本を思わせる独特のヘアースタイルで、カラスと一緒に居られるフイールドライフを目に浮かばせつつ、9月に道新から出版される「札幌のカラス」のPRも読みました。

ハシボソカラスとハシブトカラスは知っていましたが、雛の巣立ちの時期や巣の近くで人を襲うか否かなど性格が違うなどは知りませんでした。

この写真は去年6月24日の中島公園です。遊歩道を歩く若い二人連れにカラスが襲い掛かっています。左下(矢印)に巣から落ちた雛がいます。エッセーの記事から巣立ちの時期や巣の近くを通る人を襲うという生態からハシブトカラスと知りました。巣の近くの人を襲うカラスの緊迫した場面を撮りたくて待っていて撮れました。肖像権の問題で私は訴えられるかもしれませんが、その時は札幌支部も一緒に謝って下さることを願っています。(写ったお二人さん御免なさい。悪げは無くて生態の記録が欲しいだけでした)

 

 

 

 

西岡水源池定例探鳥会 6月 こちらは9:00から

「早朝」時より降りが強くなりましたが、エゾハルゼミに鳴かれるよりはましとポジティブに考えます。支部長のお話し中、アオサギが頭上を横切って行きました。

歩き出してまもなくオオルリの声が響き渡っています。池の堤のドイツトウヒ梢で囀る姿を発見。雨の中の大変だねえ。

池を時計回りにコース選択。ヤブサメの声を聞きながら、コサメビタキ、カラ類など観察。芝生広場ではカラマツ梢にニュウナイスズメの姿が。遠くからヤマゲラ、アオバトの声も。
湿原入り口にキビタキ現る。慌てて撮ったこの写真は支部のブログ史上最もヒドイ写真となりました。逆に説得力ありか?
ということで卑怯ですが、お口直しにキビタキ在庫写真を貼り付けます。

湿原木道でアオジの囀り聞きながら、キジバト観察。ウグイスもいい声で、ハシブトガラスがトドマツ梢で営巣中でした。山側遊歩道で、オオアカゲラ、アカゲラなど行ったり来たりで、キバシリが目の前に現れてくれました。

雨にはあたりましたが何とか中止にならず良かったです。「早朝」から連チャン参加の強者もいらして、参加者19名、おつかれさまでした。

2017年6月4日 西岡水源池定例探鳥会 9:00

  • マガモ
  • カイツブリ
  • キジバト
  • アオサギ
  • トビ
  • コゲラ
  • オオアカゲラ
  • アカゲラ
  • ヤマゲラ
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ウグイス
  • ヤブサメ
  • オオムシクイ
  • センダイムシクイ
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • クロツグミ
  • コサメビタキ
  • キビタキ
  • オオルリ
  • ニュウナイスズメ
  • スズメ
  • ハクセキレイ
  • カワラヒワ
  • シメ
  • アオジ

合計:31種 天気:雨

西岡水源池早朝探鳥会 5:00スタート

5:00の時点、地面は濡れていますが雨は降っておらず、藻岩山も山頂が見えているので何とか持ちこたえてくれの気持ち。

 

冷んやりのお天気もようににやや少なめの参加者でしたが明るく出発。
駐車場側階段を下り月寒川で、ヒガラ、アオジ、センダイムシクイ、オオルリなどの囀りを聞き、池に上がるとパラパラと降りだしてきたため園路に駆け込みました。

小雨程度なら、樹木が天然の屋根代わりで傘いらず。オシドリ、カイツブリ、マガモなどを観察。カワセミがせわしなく湖面を行き交っております。

魚をくわえるカイツブリ、結構大きいんでないの。
湿原展望台でオオルリの囀りだけが聞こえるものの、ケヤマハンノキの葉影に隠れ、見つけるのに時間かかったあ。これは皆の執念で絞りだした感じ。
湿原木道でウグイス、ニュウナイスズメ、キバシリなど観察。山側に上がり、アカゲラ、オオアカゲラも。鳥合わせ後、クロツグミ囀る。 小雨まじりで肌寒しでしたが、無風のおかげで結構でてくれたんでないでしょうか?

ギンラン

参加者12名、おつかれさまでした。

2017年6月4日 西岡水源池早朝探鳥会 5:00

  • オシドリ
  • マガモ
  • カイツブリ
  • キジバト
  • アオバト
  • アオサギ
  • トビ
  • ハイタカ
  • カワセミ
  • コゲラ
  • オオアカゲラ
  • アカゲラ
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • ウグイス
  • ヤブサメ
  • オオムシクイ
  • センダイムシクイ
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • クロツグミ
  • キビタキ
  • オオルリ
  • ニュウナイスズメ
  • ハクセキレイ
  • カワラヒワ
  • アオジ

合計:32種 天気:曇のち雨

会報6月号の訂正とお詫び

日本野鳥の会札幌支部のみなさまへ

支部の会報誌「カッコウ」6月号のリレーエッセイ鳥参上(11ページ目)のタイトルが先月号と同じになっていました。
正しくは「カラスと共に行動する」です。申し訳ありませんでした。

また執筆者のNPO法人札幌カラス研究会代表の中村眞樹子氏には
ご迷惑をお掛けしたことお詫び致します。

札幌支部事務局

なお、このウェブサイトのリレーエッセイにも毎月支部報と同じ文章を掲載しておりますが、こちらは正しいタイトルになっております。

2017年6月のリレーエッセイ

円山公園、季節はめぐる。

円山公園、季節は徐々に進行しています。

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

チューリップ、まだ咲き残っています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

アカハラも、こずえで艶やかに歌っています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

こちら、ヤマゲラは元気いっぱいです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

キアゲハ。日差しの中で、鮮やか-!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

【撮影は、会員の山田甚一さんです】

一首浮かびました。

行く春を いとほしむらし

咲く花と 鳥と青葉と そそぐ陽光(ひかり)と