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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

オジロワシの氷割り漁  モエレ沼

モエレ沼のこれからは沼の水面が広がりはじめて、緩む氷でやって来るワシたちは魚を獲りやすくなります。例年数羽が来ているそうですが、私も氷上に点々と居るワシの9羽を見たことがあります。時にはオオワシが姿を見せる事もあって、氷が落ちるまでの東区のモエレ沼はオジロワシを見るポイントとして認知度が上がりファンも少なくないと聞きます。

氷上に居るオジロワシとカラスたちです。

開いた水面に渡りの途中のハクチョウが降りる事もあるそうです。

後ろの建物は中沼小学校。

 

中心街から数キロとはいえ都市公園の定めなのかカラスの多さが特徴的です。

 

 

 

 

機関紙カッコウに紹介した氷割り漁の数ショットです。

ピチピチした魚の動きが無いので死んで浮き上がった魚と思われます。

 

 

 


大きさと形からこの魚は鯉と見ました。

この年(2000年頃か)、沼の酸素濃度が下がったとかで多くの魚が死んで浮き上がったそうです。

次回はモエレ沼でアオサギの素早さにほぞをかんだオジロワシのエピソードを連続写真でご覧に入れます。

これからが面白い、氷が落ちる頃のモエレ沼公園

東区のモエレ沼公園で沼の氷が落ちる前後の時期が面白い。空いた水面に来る水鳥や、緩んだ氷の下の魚を狙うオジロワシもやって来る。3月下旬から4月上旬の2・3週間が狙い目です。でも、自然界ですので状況は毎年同じというわけには行きません。

今回は2002年3月25日のハプニングをご披露します。

柔らかくなった氷を辛抱強く突いているカラス

・・・・。

 

 


カラスの目的が分かりました。

フナのようです。やっとゲット。

ご苦労様でした。

 


・・と、上空から危険な羽音が・・

慌てて飛び退くカラス。

トビが飛び掛って来たのでした。

 


呆然と見送る疲れ果てたカラス。

とんびにあぶらげさらわれた。

 

今年のモエレ沼を望める遊歩道はガラスのピラミッドのある水郷東大橋から人道橋までの遊歩道は除雪されていますが、そこから水郷西大橋までは作業中です。でも今の時期はつぼあしで歩けるので健脚者は長靴でどうぞ。

次回は同時期、オジロワシの氷割り漁をアップしてご覧に入れます。

 

 

 

 

春近し、甘い予告もうれしいな。

カエデやシラカバが甘い樹液を出すそうです。この樹が私には何か分かりませんが、ヒヨドリが夢中になって舐めていました。

 

モエレ沼公園


樹の幹を下へ向かって歩く事が出来るゴジュウカラも、余裕で樹液を啜っていました。嘴の側面を押し当てて効率よく啜って居るように見えます。

大通公園


 

甘味大好きヒヨドリも、嘴の側面や先端を使っているようです。ヒヨドリの舌は前後左右だけではなくて、激しく上下にも動くと聞いた事があります。このヒヨドリの場合は・・・・


 

嘴の先から舌を出しているところが、画像を拡大して分かったものでした。

 

大通公園

今年のツルツル道もご無事でしたか

ツルツル道は春の女神ご到来の予告と思うことにしていますが、今年も殊のほか広範囲にすべり道がありました。皆さんご無事だったでしょうか。

ツルツル道でも「滑る」なんてとても言えなかった受験生たちも、希望の学び舎へ滑り込めたでしょうか。

3月、円山公園定例探鳥会

3月の円山公園定例探鳥会です。

会員の、山田甚一さん、Mさんから素敵な映像が届きました。

当日3月11日は、7年前に東日本大震災が発生した日です。

開始前に、震災の犠牲となった方々へ黙祷を捧げました。(Mさん)

そして、探鳥会スタートです。(山田さん)

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スタート直後、キレンジャク登場!(山田さん)

ほら、あそこに!(Mさん)

マヒワも愛嬌をふりまきました。(山田さん)

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終了間際、全員で本日確認した鳥をチェック。鳥合せです。(Mさん)

【撮影は、会員の山田甚一さん、Mさんです】

2018年3月11日 円山公園

  • トビ
  • ハイタカ
  • ノスリ
  • コゲラ
  • アカゲラ
  • ヤマゲラ
  • カケス
  • ハシボソガラス
  • ハシブトガラス
  • キクイタダキ
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • キレンジャク
  • ゴジュウカラ
  • ツグミ
  • スズメ
  • カワラヒワ
  • マヒワ
  • ウソ
  • シメ

合計:23種天気:晴

円山のウソとスズメ

円山のウソとスズメです。

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

ただし、円山公園にほど近い山田さん宅のお庭と窓辺です。

そして、こちらは円山公園のコゲラと・・・

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おなじみさんのエゾリスです。

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【撮影は、会員の山田甚一さんです】

茨戸川、石狩河口、行きたいな

私には茨戸から石狩川河口に掛けての冬は楽しいエリアでした。「でした」という過去形は今では体力が無くてそこで遊べないからです。

飛んでいるオジロワシを拡大したら、魚を掴んでいた事が分かった画像です。


この時期、夏にはボートレースが行われる茨戸湖にもオジロワシが氷上で獲物を狙う様子を撮る事も出来ました。

 

 


河口にゴマフアザラシが、其の年によっては長期間滞在する事もあって、札幌支部がアザラシウオッチングを企画実行した記憶があります。

 

西岡水源池定例探鳥会 3月

8:00管理事務所前から望む藻岩山はボンヤリで、 雨があがるかあがらぬか悩ましや。

まずまずの降りのため雨のあたらぬ軒下で支部長のお話を拝聴。ちょいと少なめの参加者に今日は1グループで出発。あちこちでヤマガラの囀りがよく聴こえます。

鉄橋を渡りカケス2羽が現れしばし観察。その後クマゲラと思われるカラマツ幹の横チョップ痕、木屑の散らばり方から昨日あたりの作業かもの悔しい心持ち。

数日前の大雪に園路は歩きにくしで閉口していたら、オオアカゲラが現れてくれ元気でた。ありがとう、雌でした。

湿原展望台から上流側への木道は悪路であきらめ、山側にコース変更後またオオアカゲラを望遠鏡で観察、でも見ている方向は何故か皆バラバラだべさ。

雨が弱まると鳥が動き出し忙しや、エナガ、カラ類など、次々と。コゲラは2羽で追いかけあったり争ったりのような春の光景。

囀りを頼りに探しだすキバシリ、やっと見つけました。この囀りを聴けるだけでしあわせな気持ち。

参加者21名、おつかれさまでした。なかなかいがった。防寒着も双眼鏡も結構濡れたので、よくお手入れしましょう。

2018年3月4日 西岡水源池定例探鳥会

  • トビ
  • コゲラ
  • オオアカゲラ
  • カケス
  • ハシブトガラス
  • ハシブトガラ
  • ヤマガラ
  • ヒガラ
  • シジュウカラ
  • ヒヨドリ
  • エナガ
  • ゴジュウカラ
  • キバシリ
  • ツグミ
  • スズメ
  • ウソ

合計:16種天気:雨

会報「カッコウ」2018. 3月号

会員の皆さまのお手元に届いたことでしょうか。
担当編集長の柿﨑さんに代わりまして、特集に掲載されました写真10点を紹介(掲載順敬称略)いたしますので、お楽しみください。
※写真をクリックすると大きな画像で見られます。

まずは表紙「アラナミキンクロ」柿﨑さん筆

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「フクロウ」 服部 寛  札幌市西岡水源池

「ダイサギ」 足立 英治  札幌市鴨々川

「マガン」 関 久恵  美唄市宮島沼

「コガモ」 関 純彦  札幌市円山公園

「キビタキ」 池田 憲治  札幌市西岡水源池

「オジロワシとオオワシ」 佐藤 勉  羅臼町

「ルリビタキ」 温井 日出夫  札幌市百合が原公園

「セグロセキレイ」 中村 一嘉  札幌市定山渓

「エナガ」 中村 隆  札幌市真駒内公園

「シジュウカラガン」 大橋 晃  十勝郡浦幌町

 

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おまけで、11P探鳥会記録のキレンジャク写真。1羽だけ?ヒレンジャクがいます。

「キレンジャク 1羽だけヒレンジャク」 豊平区札幌大学付近

円山公園のキクイタダキ、可愛いー!

キャー!可愛いー!円山公園のキクイタダキ。

会員の、山田甚一さんから素敵な映像が届きました。

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小さな妖精です。

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【撮影は、会員の山田甚一さんです】