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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

「風力発電による健康被害者の生の声を聞く」

「風力発電による健康被害者の生の声を聞く」パンフレット

本当に急で申し訳ないですが、お知らせをひとつ。

「風力発電による健康被害者の生の声を聞く」シンポジウム

  • 2016年9月17日(土)13時〜17時
  • 北海学園大学豊平校舎7号館 3F D-30教室(地下鉄東豊線「学園前」駅下車)
  • 資料代:500円

このシンポジウムに野鳥の会札幌支部の猿子副支部長が「野鳥たちは石狩が大好き」というテーマで15分ほどお話しします。
時間は14時45分過ぎくらいからです。

風力発電に関心のある方、ぜひともご参加下さい。猿子さんに関心のある方もどうぞ。
500円かかります。詳しくはパンフレット(PDF)画像を開いて下さい。

天売猫の シンポジウム&譲渡会のお知らせ

羽幌の環境省羽幌自然保護官事務所からシンポジュウムの案内が来ましたので、お知らせします。
詳しくは、下記チラシをクリックしてPDFファイルをご覧ください。

天売猫のシンポジウムと譲渡会チラシ

天売猫のシンポジウムと譲渡会-チラシ(PDF)

[日時]
平成28年2月21日(日)
  • シンポジウム 13時00分~15時00分
  • 譲渡会など 11時00分~16時00分(シンポジウム開催中は休止します)
[場所]
エス・ワン動物専門学校(札幌市中央区北1条西19丁目2-7)
  • シンポジウム:4階会場
  • 譲渡会など:1階・4階会場
[参加費]
無料(事前申し込み不要)
[定員]
150名
[シンポジウム内容]
  • 基調講演 「共に生きる未来のために」
    • 坂東元氏(旭山動物園 園長 ボルネオ保全トラストジャパン理事)
  • 事例紹介 「天売猫の取組紹介」
    • 竹中康進氏(「人と海鳥と猫が共生する天売島」連絡協議会)
  • パネルディスカッション「人と海鳥と猫が共生する天売島を目指して」
    パネリスト:順不同)

    • 綿貫豊氏(北海道大学水産化学研究員教授)
    • 畠山雅子氏((公社)日本愛玩動物協会顧問 フリーライター)
    • 齊藤暢氏((一社)天売島おらが島活性化会議 代表理事)
    • 中嶋麻耶氏(天売猫預かりボランティア 大学生)
    • 高橋徹氏(「人と海鳥と猫が共生する天売島」連絡協議会会長)
    コーディネーター

    • 溝渕清彦(環境省北海道環境パートナーシップオフィス チーフ)
    司会進行

    • 藤崎未來氏(フリーアナウンサー)
[天売猫の譲渡会など]
  • 天売猫の譲渡会(動物愛護団体の保護猫・犬が参加する場合もあります)
  • 天売猫の取組のパネル展示、映像上映など
  • 羽幌町の特産品の販売など
[注意事項]
  • 駐車場がないため、公共交通機関でお越し下さい。
  • 上履きをお持ち下さい(貸し出しもございます)
[主催]
「人と海鳥と猫が共生する天売島」連絡協議会
[協力]
  • 学校法人 高橋学園 エス・ワン動物専門学校
  • 環境省北海道環境パートナーシップオフィス
[後援]
札幌市
[特別協賛]
タカラ・ハーモニストファンド(宝酒造株式会社)
[問い合わせ]
「人と海鳥と猫が共生する天売島」連絡協議会
  • 事務局(羽幌町役場町民課)電話:0164-68-7003

由緒正しき新年会 2016

2016年1月24日。今年も野鳥の会札幌支部の新年会が開かれました。

久井貴世 氏

久井貴世 氏

今年の講演会は、北海道大学大学院文学研究科の久井貴世氏による「タンチョウと人との関わりの歴史」です。

豊富な資料を元に、昔タンチョウは奄美大島や琉球など全国的に分布していたこと。また、時代ごとにどのように扱われてきたのか、さらにはツルの捕まえ方から、どのツルが美味しいのか、どのように調理していたのか、などなどスライドを交えた興味深い講演でした。
おまけに講演後には、昔ツルを食べることが出来なかった人々がつるの代わりに食していたという「つるもどき」まで試食させていただけたのには、ビックリ。


その他恒例のオークションの後は、いつもの抽選会に変えて、野鳥ビンゴゲームが登場。
探鳥会で見られた野鳥を5✕5のマス目に自分で書き込んで、ビンゴカードにするという斬新なアイデア。いかにも野鳥の会らしいビンゴで盛り上がりました。

オークション

オークション

つるもどき

つるもどき

野鳥ビンゴ

野鳥ビンゴ



参加人数は22人。今年もいい年になるかな。

2016年 新年のごあいさつ

日本野鳥の会札幌支部 支部長 山田三夫

あけましておめでとうございます。会員のみなさまはいかが新年をお迎えでしょうか。

札幌支部が毎月探鳥会を開催している西岡水源池、円山公園では30年以上の間、同じ場所で野鳥の観察を中心に自然環境のモニタリングしている数少ない事例ではないかとおもわれます。たんに野鳥の観察を楽しむだけではなく、データの積重ねを残すことは、自然環境や野鳥たちを「消費」するだけではなく「再生産」につながることで、おおいに誇っていいことではないでしょうか。

2015年12月の「野鳥」誌の特集「外来種問題を考える」では、「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト(鳥類)」になんと15種がリストアップされ、捕食、交雑、優占などの影響がすでに深刻になっていることを伝えています。外来生物対策としては「持ち込まない」「野外に放さない」「拡げない」の三原則を忘れないように心しなくてはならないことでしょう。

どうぞ今年もみなさまと野鳥にとってよい一年でありますように。

支部長、元旦のFMラジオにご出演!

お正月早々、おめでたいことに、日本野鳥の会札幌支部の山田支部長が Air-G(FM北海道)のラジオ番組に出演するそうです。
オンエアは1月1日午後5時50分、「NIKKA Bottoms up!CONNECTION」という10分間の番組です。

すでに収録済みだそうですが、噂によると、ニッカの番組なので、ウィスキーを飲みながらのおしゃべりらしい・・・だいじょうぶか?変なこと口走ってなければいいけど。
とにかく、お正月テレビに見飽きた方は、FMラジオに耳を傾けてみてください。


みなさん、知っているかと思いますが、ラジオはパソコンでも聞けます。

 → http://radiko.jp/#AIR-G

スマートフォンは「radiko.jp」のアプリをダウンロードだ。

地下鉄円山公園駅に注目

円山公園駅掲示板円山公園駅掲示板

今週から、さっぽろの地下鉄円山公園駅改札横の掲示板に、野鳥の会札幌支部の展示スペースが開設されました。
今のところ11月30日までの期間限定ですが、円山公園の定例探鳥会を宣伝しています。
掲示板には、今回のために作った「円山公園野鳥ガイドブック」をポスター代わりに貼っています。そのうち、このガイドブックもPDFファイルで札幌支部ウェブサイトからダウンロードできるようにする予定。
円山近くの人は、覗いてみてください。

自然を観る、伝える

北海道自然観察協議会創立30周年記念 公開シンポジウム

自然を観る、伝える

30周年シンポジウムチラシ 3

PDFファイル

北海道自然観察協議会は、日本自然保護協会の養成講習を受けた自然観察指導員の集まりです。身近な自然に目を向け、足元の不思議に気づくことから、環境を大切にする心が育つと考えています。創立30周年を迎え、北海道の自然の奥深さ、面白さを語り合い、生物多様性の大切さを伝えるとともに、改めて自然の観方、伝え方を見つめ直すシンポジウムを開きます。

詳しくは、左のチラシをご覧ください。


  • 2015年11月7日(土曜日)
    13時00分から16時00分(受付12時30分から)
  • 札幌市男女共同参画センター 3階ホール(北区北8条西3丁目 札幌駅北口 札幌エルプラザ内)
  • 資料代:500円(会員は無料)
  • どなたでも参加できます。当日、自由においでください。

お問合わせはこちらまで
北海道自然観察協議会事務局(池田)

北海道自然観察協議会とは

日本自然保護協会に登録された自然観察指導員からなるボランティア団体です。「自然をとうとび、自然に学ぶ」をモットーに、自然観察会活動を通して多くの人々と自然について語り、自然に親しみながら、自然と調和する方法を探し、このかけがえのない自然をより良い姿で子孫に残すことを目的に活動しています。1985(昭和60)年の発足以来、道民の自然への興味や関心の向上を図るため、全道各地で年間50回を超える観察会を開催しています。会員数約300名。

日本野鳥の会札幌支部は、北海道自然観察協議会創立30周年記念事業を後援しております。

由緒正しき新年会 2015

由緒正しき新年会

由緒正しき新年会

2015年1月25日。穏やかな日差しの大安吉日に伝統ある野鳥の会札幌支部「由緒正しき新年会」が今年も厳かに開催されました。
この格調高い雰囲気が、写真からは一切感じられないのは、カメラマンの力不足か。残念。



支部長あいさつ

支部長あいさつ

まずは山田支部長のごあいさつから始まります。

辻 幸治さんの講演

辻 幸治さんの講演

宴会前の講演会は、辻 幸治さんの「ウトナイ湖におけるノゴマの渡り」です。野鳥をかすみ網で捕まえて、標識の足輪を付けて放してあげることでその鳥の渡りの行動を調べたりする鳥類標識調査で、辻さんはその調査員(バンダーと呼ばれます)をされています。ノゴマの渡りについてのお話はもちろん、バンダーになる方法から野鳥の捕まえ方まで楽しいお話を聞かせてもらいました。みなさん興味津々で、いろいろな質問が飛び交っておりました。


講演終了後は新年会開始の乾杯!

続いて恒例オークション。今年は一眼レフカメラなども出品されていました。

また抽選会では、ご夫婦で揃って当てられた方や、2年連続1等賞の方など、やはり日頃の行いの良い人には大変おめでたい抽選会であります。

準備中

準備中

オークション

オークション

最後も乾杯で

最後も乾杯で



参加人数23人。今年もいい年でありますように。

オオワシ・オジロワシ調査(11月30日)

今日は北海道全域で越冬するオオワシ・オジロワシの個体数と分布を調べる日でした。
担当した茨戸(ばらと)川や石狩川流域をくまなく調べました。
札幌周辺でワシ類が最も多く観察できるのは1月2月ですが、それ
でもオジロワシ5羽の生息が確認できました。

オジロワシ(成鳥)

オジロワシ(成鳥)


ムクドリ(石狩市)

ムクドリ(石狩市)

ツグミ

ツグミ

石狩川で釣りを楽しむ人々

石狩川釣りを楽しむ人々


11月末とは思えない暖かな日和(プラス8度)と好天に恵まれて無事に終えることができました。
お隣りロシアからの旅人であるツグミとムクドリの群れが青空を背景に心地よい眺めを見せてくれましたし、石狩川では釣りを楽しむ人たちが多く見られました。

タヌキと遭遇

円山の自然は奥がふっか~い!

会員のTさんから探鳥会当日の円山公園内でタヌキに遭遇したとお便りが届きました。

探鳥会どうもありがとうございました。
さて、開始前に公園の梅林の東端を歩きながら、シジュウカラやアカゲラを見ながら今日はどんな探鳥会になるのか思いをめぐらせていました。足元には薄紫色のキク科の花が咲いていたので、葉の裏側のザラつきを確かめ、「エゾノコンギク!?」だ。他に何か咲いていないかなと、キョロキョロしていたとき、前方に動く物がいました。一目でタヌキと分かりました。

円山のエゾタヌキ幸運にも1枚写真を撮ることができました。もう1枚、というとき、側溝の穴に潜り込んでしまいました。
タヌキを見るのは初めてでしたので、嬉しい限りです。

クマゲラ、フクロウなど貴重種も生息し、里山のアイドル・タヌキまでも生息しているとは、円山の環境は本当に奥が深いですね。