*

Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

黒糞の謎❗️

最近外歩きをしていると、歩道の上、電柱、樹の下に紫色や、黒っぽい色の糞を見かけます。散策中桜の木、ヤマグワの木の中にヒヨドリ、コムクドリ、ムクドリが群がっていたので近づいてみると、黒く熟した実が沢山ぶら下がっていました。黒っぽい色の糞はこの木の実を食べたからだったのですね。つい先日はシジュウカラの親が雛にヤマグワの実を口の中に入れるところも確認できました。野鳥たちの子育てには欠かせない木の実だったのですね。


初夏の花はいかがですか

先日琴似発寒川のサイクリングロードを歩いて来ました。琴似からバスに乗り、終点の平和の滝入口で下車。川に沿って歩き出すと、川からはキセキレイ、住宅の屋根の上からホオジロの囀ずりが聞こえてきます。進んで行くと琴似発寒川の中には何ヵ所 も魚道を設けてあり、まるで魚道の展示場です。川が激流のためか、他にも川の中に人工物が多いのが気にかかります。終点の琴似まで二時間かけて歩き、鳥の姿は余り見られませんでしたが、その代わり野の花、木の花が可愛らしく美しく咲いていたので携帯で写してみました。白い花はフランスギク、紫色はノボリフジ、藤色はヒレハリソウで、木に咲く白い花はハクウンボクです。




迷鳥! ノドグロツグミ

1月28日千歳川の小さな公園でナナカマドの実に群がるツグミの群れを観察していると見慣れない鳥が双眼鏡の中に入りました。喉が黒く、喉から下は真っ白で??って何?
急ぎカメラで撮りましたが、間もなくツグミと一緒に飛び去りました。
写真を開き、図鑑で確認するとノドグロツグミに当たりました。1979年、80年と札幌市豊平区のエサ台に来た記録のみで他に情報は見つかりませんでした。
本当の越冬地はイラン、アフガニスタンですが何故、日本に来たのでしょうか!

ノドグロツグミ
ノドグロツグミ

イカルが札幌で越冬 アレ!

2月札幌の芸術の森で会員のYさんがイカルを確認して知らせてくれました。
見に行くとイカルはカエデの種をバリバリお煎餅を食べるように頬張っています。
青空の下で大きな黄色のくちばしが眩しかっです。


イカル

シノリガモが川に居ました!

1月千歳川で、頭の部分が白黒のカモを見かけ近づいて行くとシノリガモ2羽でした。
2月札幌の十五島公園の豊平川で見かけぬ鳥の問い合わせが有り、
写真を見るとこれもシノリガモでした。探鳥歴30年のSも初確認でした。

シノリガモ

ハマシギ

P1020083

8月末、石狩の浜で見かけたハマシギです。
お腹にまだ夏羽の名残の黒い羽が見られます。
波打ち際でチョコチョコとせわしく歩きながら、砂の中に 口ばしを入れて餌を探していました。
今はかなり南下して、お腹の黒味も取れたことでしょう。



P1020084

コウライウグイスが来ていました

今年の春は不思議な事に珍鳥が数種類やって来て、たくさんの方々から情報をいただきました。有難うございました。

コウライウグイス

紹介が遅れましたが5月末に北区の公園に、見た事の無い野鳥が来たと写真を市民の方から送って頂きました。
それは黄金色に輝く!コウライウグイスの♂では有りませんか。まあー!美しい。
1日ほど公園に留まり、軌道修正をしてたぶん大陸へ向ったと思われます。
情報提供の渡部さん、ありがとうございました。

ジュウイチの幼鳥

5月26日に豊平区の西岡水源池にジュウイチの幼鳥が現われました。
昨年生まれ!かな?。なかなか見ること、聞くことのない野鳥なので、事務局も興奮気味で対応。
遥か昔、豊平峡へ向う旧登山道の対岸からジュウイチ、ジュウイチ・・・と鳴いていた事を思い出しました。

ジュウイチ
ジュウイチ
ジュウイチ

俳句の世界では別名のジヒシンチョウ(慈悲心鳥)で夏の季語とか。

情報を寄せて頂いた札幌在住の佐川さん有難うございました。

春がやって来たよ!

Image733.jpg Image7321.jpg Image7341.jpg

支部事務所の近くにある知事公館の庭を覗いてみたら、キバナノアマナ、アズマイチゲ、エゾエンゴサクの花盛りでした。もちろん野鳥の囀りも賑やか賑やか。間もなく桜の花も咲きそう。近場で早春を満喫しちゃいました。