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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

年末年始のお休み

支部事務所は12月26日(火)から1月11日(木)までお休みです。
2023年最後の営業日は12月25日(月)。2024年最初の営業日は1月12日(金)となります。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2023年12月の行事案内

探鳥会参加費は会員無料、会員以外は300円必要です。小中学生は会員以外でも無料です。

新型コロナ感染状況や、クマ出没などによって急遽中止されることがあります。ホームページで最新情報をご確認ください。

12月3日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料
  • 野鳥情報・・・カワアイサ、オオタカ、ツグミなど

2022年はこんな鳥が見られました → 2022年12月4日 西岡水源池


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12月10日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料
  • 野鳥情報・・・ヤマゲラ、エナガ、ウソなど

2022年はこんな鳥が見られました → 2022年12月11日 円山公園


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12月24日(第三日曜日)北大構内クリスマス・初心者探鳥会

会員だけど、初心者の方。入会したばかりの方、今年入会したけど中止ばかりで残念だった人。歓迎いたします。

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・北海道大学正門(北9条西5丁目)9時集合
  • 交通・・・JR/地下鉄「札幌駅」北口から徒歩5分
  • 参加費・・・会員無料
  • 野鳥情報・・ハイタカ、キクイタダキ、ミソサザイなど

2022年はこんな鳥が見られました → 2022年12月25日 北大構内


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探鳥会では「2024年 野鳥の会オリジナルカレンダー」を取り扱っています

当日の世話人にお尋ねください。なお、札幌支部販売分は残り少なくなっておりますので、お早めに。

  • ワイルドバード・カレンダー 2024 会員価格1,320 円(税込):残り6冊
  • 卓上カレンダー 2024 会員価格1,320 円(税込):残り6冊
  • しあわせことりカレンダー 2024 会員価格1,100 円(税込):残り15冊

残数は、2023年12月14日現在です。
詳細はこちら ↓ を御覧ください。

日本野鳥の会 オリジナルカレンダー

2024年1月の新年会は、中止いたします

11月の野鳥の会札幌支部幹事会において、2024年1月に予定しておりました新年会は、中止とすることを決定いたしました。

新型コロナは、だいぶ収まってはきましたが患者数は依然上下を繰り返しており、またインフルエンザも急激に増えてきております。野外での活動は、それほど脅威は感じませんが、屋内で大勢集まりオードブルを食べながらの近距離でのおしゃべりは、まだちょっと早いのではとの意見もあり、リスクの高い高齢者のご参加も多いことから、新年会は中止といたします。準備期間等もあるため、この時期での決定となりました。お楽しみにしていた方、大変申し訳ございません。

残念ながら新年会は中止ですが、野外での探鳥会は平常通り開催していきます。
会員のみなさまと、顔を合わせる機会がなくなるわけではありませんので、探鳥会の方は引き続き奮ってご参加下さい。

よろしくお願いいたします。

バードウォッチングin杜の都

日本野鳥の会宮城県支部 幹事 岸野 一法

蒲生干潟のコクガン

蒲生干潟のコクガン

札幌支部のみなさま、はじめましての方ははじめまして。2016年から2020年8月まで札幌支部でお世話になりました。転勤で仙台に住むようになり、現在野鳥の会宮城県支部に籍を置いています。

さて、このたび池田さんからのご指名により宮城県の鳥スポットについてご紹介させていただくこととなりました。宮城県と言えばガンでおなじみの伊豆沼が有名ですが、今回は仙台市中心部に近い2か所をご紹介します。いずれも仙台駅から車で30分弱、ちょっと固めの牛タンなら嚙み切るには十分な時間です。

蒲生干潟(がもうひがた)は渡り鳥の重要な中継地として宮城県支部では月次のモニタリングを行っています。東日本大震災の津波で甚大な被害があり一時は干潟全体が消滅の危機に瀕し野鳥の数も激減したそうですが、いまでも春秋のシギチ中継地としての役割は大きく、また、毎年コアジサシの繁殖が確認されます。もう一つ忘れてならないのが冬のコクガンです。コクガンは宮城県内では北部の沿岸に数多く見られますが、干潟の河口付近には毎年10~20羽の群れが真水を飲みにやってきます。朝日をバックに沿岸から飛んでくるコクガンの美しさは格別のものがあります。

大沼のヨシゴイ

大沼のヨシゴイ

さて蒲生干潟から車で10分弱、仙台市若林区荒井にある農業園芸センターに大沼という沼があります。一周約2~3キロ程度の比較的小さな沼ですが冬はハクチョウやカモ類、夏はハスの花にとまるヨシゴイやバンの子育てなど四季を通じて様々な鳥が楽しめます。ハクチョウの中にアメリカコハクチョウを探したりカモの群れにトモエガモやミコアイサを探したりいつ行ってもなにがしかの楽しみがありますし、一度アカツクシガモのような珍鳥がきたこともあり気が抜けません。

ぜひ宮城の鳥を見にきてけさいん。

支部報「カッコウ」2023年 11・12月号より

Web版カッコウ 2023年11・12月号

特集のひとつ目は、一生のほとんどを空中で過ごすといわれるハリオアマツバメについてです。高速で飛ぶ姿の一瞬をとらえた写真にも注目!
ふたつ目の特集は、カッコウ調査のご報告です。調査にご協力いただいた会員のみなさま、ありがとうございました。

日本野鳥の会札幌支部の支部報カッコウWeb版は会員限定で、奇数月の1日が最新版公開日となっております。

2023.11.01 カッコウWeb版

2023.11.01 カッコウWeb版

Web版は、読者のみなさまとの双方向のコミュニケーションツールともなっております。探鳥会で聞きたかった質問や、近所で見た野鳥情報などお待ちしております。気軽にご投稿ください。

Web版カッコウは、支部会員限定のためユーザー名とパスワードが必要になります。
なお、ユーザー名とパスワードは、郵送されてくる紙版カッコウに載っています。

入会希望者は、 入会案内 のページをご覧ください。

2023年11月の行事案内

探鳥会参加費は会員無料、会員以外は300円必要です。小中学生は会員以外でも無料です。

新型コロナ感染状況や、クマ出没などによって急遽中止されることがあります。ホームページで最新情報をご確認ください。

11月5日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料
  • 野鳥情報・・・キンクロハジロ、クマゲラ、カシラダカなど

2022年の探鳥会記録はこちら → 2020年11月6日 西岡水源池


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11月12日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料
  • 野鳥情報・・・オシドリ、オジロワシ、マヒワなど

2022年の探鳥会記録はこちら → 2020年11月13日 円山公園 雨天中止


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探鳥会では「2024年 野鳥の会オリジナルカレンダー」を取り扱っています

当日の世話人にお尋ねください。

鳥の音楽会
〜ソプラノ・フルート・ピアノで奏でる鳥のさえずり〜

札幌を中心に活動している、声楽家の杉浦直子さんから鳥をテーマとした演奏会のお知らせが届きました。

古今東西の、鳥をモチーフにした作品を歌とフルートで演奏する鳥づくしの音楽会です。
数百年前も今と変わらないであろう鳥のさえずりに思いを馳せ、音楽を通してバードウォッチングをするような、楽しい音楽会になるよう企画しております。

たまには、こういう鳥の楽しみ方もいいかもしれませんね。

鳥の音楽会-1鳥の音楽会-2

  • 2023年6月9日(金)
  • 会場 18時30分 開演 19時00分
  • 札幌時計台ホール(札幌市中央区北1条西2丁目
  • 一般:2,000円 高校生以下:1,000円
  • お申込み・お問合せ:toricon@ichigo.me

札幌支部の主催ではありません。
お問合せは、上記アドレスへお願いします。野鳥の会札幌支部のホームページを見ましたと一言書いていただけると、いいかも知れません。

探鳥会参加の皆さまへ

7月探鳥会もたくさんのお申し込みありがとうございました。
札幌も暑い日が続いております。

探鳥会当日はコロナの感染対策も大事ですが、暑さ対策もお忘れなく。
水筒やペットボトルなどを持参し、水分補給は各自こまめにお願いします。しっかり帽子もかぶりましょう。
朝食もちゃんと食べてから来てくださいね。途中で調子が悪くなったら、すぐに世話人に申し出て下さい。安全第一です。

朝、なんだか調子悪いなって時は、探鳥会はお休みしてかまいません。せっかく申込んだのに、黙って休んだら怒られる、なんてことはありません。
みなさんの健康のほうが大切です。

新型コロナ、熱中症など気をつけなければならないことが多々ありますが、野鳥の会札幌支部では、安全対策に十分注意しながら実施していきます。
ご協力、よろしくお願いいたします。

無理せず、探鳥会を楽しみましょう。

2022年6月の行事案内

参加は日本野鳥の会札幌支部会員限定です。参加人数を制限した申し込み制といたします。

申し込みは、 ↓ こちらから
Web版カッコウへ

感染状況によっては急遽中止されることもあります。ホームページで最新情報をご確認ください。

探鳥会に参加される方へのお願い

  1. 発熱、体調の悪い方は参加をお控えください
  2. 不織布マスクの着用をお願いします
  3. マスクを外す場合は人との距離を充分とってください
  4. 大声や必要以上の会話はお控えください
  5. なるべく人との距離を保つ努力を
  6. 距離を保てない場合は会話をお控えください
  7. 裸眼で望遠鏡を覗くときはアクリル板の使用を
  8. 双眼鏡、図鑑、筆記具等の共用はご遠慮ください
  9. 写真撮影は人から離れて
  10. 守られていない場合は世話人が注意することがあります
  11. 後日新型コロナウイルス感染が判明された方は必ずご連絡ください

6月5日(第一日曜日)西岡水源池早朝探鳥会

  • 時間・・・5時~8時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 5時集合
  • 交通・・・公共交通機関はありません
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・カイツブリ、クマゲラ、キセキレイなど

2019年の探鳥会記録はこちら → 2019年6月2日 西岡水源池


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6月5日(第一日曜日)西岡水源池定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・西岡公園管理事務所前 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「澄川駅」から中央バス「西岡環状線」乗車、「西岡水源池」下車
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・ヤマゲラ、キバシリ、コゲラなど

2019年の探鳥会記録はこちら → 2019年6月2日 西岡水源池


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6月12日(第二日曜日)円山公園定例探鳥会

  • 時間・・・9時~12時
  • 集合・・・円山公園南大通側入口 9時集合
  • 交通・・・地下鉄「円山公園駅」から徒歩3分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・・アカゲラ、コムクドリ、オオルリなど

2019年の探鳥会記録はこちら → 2019年6月9日 円山公園


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6月19日(日曜日)厚別川河畔林・カッコウ探鳥会

  • 時間・・・7時30分~10時30分
  • 集合・・・川下公園ピクニック広場駐車場 7時30分集合
  • 交通・・・地下鉄「白石駅」から7時00分発、中央バス「白24・川下線」に乗車、「八幡宮」下車、徒歩5分
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・カッコウ、エゾセンニュウ、ノビタキなど

2019年の探鳥会記録はこちら → 2019年6月16日 厚別川河畔林


より大きな地図で 野鳥の会 札幌支部 探鳥地 を表示

6月26日(日曜日)石狩浜探鳥会

  • 時間・・・9時30分~12時
  • 集合・・・はまなすの丘ヴィジターセンター
  • 交通・・・中央バス札幌ターミナル7時55分発、「石狩行き」に乗車、終点「石狩」下車、徒歩15分。無料駐車場あり。
  • 参加費・・・会員無料、一般300円
  • 野鳥情報・・オオヨシキリ、クロツグミ、オオジュリンなど

2019年の探鳥会記録はこちら → 2019年6月30日 石狩浜

ふぉれすと鉱山に、にぎやかな春が来た!

NPO法人登別自然活動支援組織モモンガくらぶ/
登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山
遠藤 潤

みなさん、登別にはお越しになったことはありますか?「登別温泉に行ったことある!」という方が多いでしょうか。その登別温泉より西側の山間に、登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山があります。
旧鉱山小中学校校舎と跡地を活用した社会教育施設として、ふぉれすと鉱山は、2002年4月にオープンしました。2007年より、私たちNPO法人モモンガくらぶが指定管理者となり、人と人、人と自然のふれあいを促進し、人づくり、地域づくりへとつなげていくことをコンセプトに、鉱山地区をフィールドとする自然体験の機会を提供し、0歳からアクティブシニアまで、自然観察など身近な自然を題材にした活動から、リバートレッキングなどアクティブな活動まで、四季折々、様々な活動を展開しています。

ふぉれすと鉱山は、幌別川の上流部、森と川に囲まれた鉱山地区(鉱山町)にあります。鉱山町とは、その名の通り、幌別鉱山で栄えた町があったところ。幌別鉱山は、明治末期、金銀銅の採掘から始まり、やがて山向こうから硫黄を採掘、その後それが主流となり、昭和初期には硫黄の生産が日本一になりました。3分の2世紀に及んだ幌別鉱山は、昭和48年に閉山。今では、その時代の歴史の遺構が森の中にひっそりと佇んでいます。

ふぉれすと鉱山周辺の5月のはじまりは、にぎやかです。キタコブシやエゾヤマザクラが咲き、オオルリやキビタキなど夏鳥たちが渡ってくる季節。渡ってきたばかりの頃は、オス同士が2羽3羽と一緒に行動している姿もみられます。早朝森を歩くと、クロツグミ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、アオジ、イカル、そして、水辺ではミソサザイ、コマドリたちの美しいさえずりが響き、夕暮れにはアカハラやコルリ、夜になるとトラツグミの鳴き声が雪どけの川の音とともに、静かな森に響き渡ります。こうして、渡り鳥たちが到着した順にさえずりの種類も増えていきます。

春という季節は、長い冬を越えてきた生きものたちにとって、待ち遠しかった季節。ふぉれすと鉱山で、私がいつも感じることは、自然や生きものたちが季節を教えてくれること。ぜひ機会があれば、森と川に包まれた季節を感じにふぉれすと鉱山にお越しください。

支部報「カッコウ」2022年 5・6月号より