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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

4月27日(火)18:10~NHK「ほっとニュース北海道」見てね!

☆野鳥の衝突死問題

今の時期は窓ガラスに衝突してケガをしたり、死亡する野鳥が数多く発生します。NHK室蘭放送局では視聴者から寄せられた、そのような疑問や質問を取り上げて取材を行いました。その内容が上記の時間帯で放送されます。

野鳥や野生動物の保護に関心のあるかたは是非ご覧ください。

 ・NHKほっとニュース北海道
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/program/c32/ 
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-n985d28ceb3c1 
 

2月7日シロハラ&マミチャジナイ?は

2月7日の当ブログで「シロハラ&マミチャジナイ?どっちかな?」と

書きましたが当日、一緒に観察したHさんから画像が届きました。

こちら↓です。

結論は「シロハラ」さんでした。

特徴を見事にとらえた画像です。

めでたしめでたし。

コロナが早く終息して欲しいね。

 

(ごめんなさい。当初の本ブログに4月7日と誤った日にちを

載せてしまいました。正しくは2月7日です。)

 

2月7日西岡水源池定例探鳥会は中止でした

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、今日の定例探鳥会は残念ながら

中止となり、その連絡に現地に行ってきました。

シジュウカラやヤマガラなどのカラ類は早くもサエズリを始めていました。

天気も良くて気温もプラス1℃、さらに風も無く、絶好の鳥見日和でしたが。

青空とハシボソガラス

青空とハシボソガラス

澄んだ青空に何気なくハシボソガラスが松の木に止まりました。

空の青さと溶け合って春を感じる絵になりました。

この好天気に誘われて、会員二人が来られましたが中止です。

西岡公園案内図20210207現在

西岡公園案内図20210207現在

湿地奥に向かう遊歩道(木道)は工事中で通れません。

間もなく工事も完了し、車イスでも行かれるようになります。

工事関係者の皆さま、ご苦労さまでした。

2021年工事完了予想図

2021年春、完成予想図

さて、野鳥をさがして少し歩くと頭上をイスカやマヒワが通り過ぎて行きました。

月寒川に架かる八つ橋にはマミチャジナイ?が現れました。

浅瀬に入っては落ち葉を裏返しては虫をさがして回っていました。

シロハラ&マミチャジナイ?どっちかな?

シロハラ&マミチャジナイ?どっちかな?

シロハラか、マミチャジナイ?さてどっちかな?

飛び立つと木々の間に紛れて止まりました、さてどこにいるのでしょう?

分るかな。

この写真のどこかにいます。

鳥さんがどっかにいます?

鳥さんがどっかにいます?

 

11月29日オジロワシ・オオワシの越冬調査(第1回目)

札幌周辺や石狩、江別などにオジロワシ・オオワシが越冬のために

どのくらいの数が来ているのかを調べる調査です。

11月から来年3月まで毎月1回、指定された日時に調査します。

石狩川や茨戸川など鷲たちの居そうな場所を車で探し回りました。

私たちのグループはオオワシ2羽、オジロワシ5羽確認出来ました。

これから寒くなってくると飛来数も少しづつ増えてきて、見つける

のが楽しくなります。

3年前、2017年度調査では多いときで31羽(オジロワシ27羽、

オオワシ4羽)が一日で確認出来ました。。

ワシ類以外にもツグミやカワウ、カモ類などが同時に観察されました。

オジロワシ

オジロワシ

カラスが執拗にオジロワシを追いかけます

オジロワシとカラスの争い

ツグミ

ナナカマドを食べに来たツグミ

 

ウミウ

カワウ

ホシハジロとオオバン

ホシハジロとオオバン

スズメの日なたぼっこ

スズメたちも日なたぼっこしてました

 

真駒内公園の水木レストランにお越しください

ただ今、真駒内公園内の水木(ミズキ)にたくさんの実が

ついて、いろいろな鳥たちが食べにきています。

特に普段は、なかなか見つけるのが難しいコサメビタキが

多く訪れて、可愛い姿を観察できます。

コサメビタキ 20200824真駒内公園

コサメビタキ 20200824 真駒内公園

コサメビタキ(今年生まれの幼鳥)

コサメビタキ(今年生まれの幼鳥)

コサメビタキ(後ろにもう一羽)

コサメビタキ(後ろにもう一羽)

実を食べにきたハシブトガラ

実を食べにきたハシブトガラ

ヒヨドリ

ヒヨドリ

ハシボソガラス(幼鳥)

ハシボソガラス(幼鳥)

水木の赤い実がついた樹のある場所は下の図でご覧ください。

ランニング中の方や散歩の方々に邪魔にならないように観察

してくださいね。

位置図(真駒内公園)

位置図(真駒内公園)

(仮称)石狩・厚田洋上風力発電事業に係る事業説明会について

石狩湾の沖合7,8キロの海上に巨大な風力発電用の風車を140基建設する計画が出されました。

風車1基の大きさは、高さ250m、プロペラの直径が最大220mといった回転する面積はサッカー場が5面も入るほどの超巨大な発電用風車を海上に140基建てようという計画です。

これに関する事業説明会が下記の日程で3回行われますのでご参加ください。

(1回目)

・日時:令和2年8月21日(金曜日)午後1時15分から

・場所:札幌エルプラザ環境研修室(札幌市北区北8条西3丁目札幌エルプラザ2階)

(2回目)

・日時:令和2年8月21日(金曜日) 18時から  

・場所:花川南コミュニティセンター(石狩市花川南6条5丁目27番地2)

(3回目)

・日時:令和2年8月22日(土)午後2時00分から

・場所:小樽市民会館一号室(小樽市花園5丁目3番1号)

既に欧米などでは風車による健康被害や生物多様性保全の観点から陸地から40キロ以上離れた海上に計画されるのが一般的になっています。

このため、あまり評判の良くない風車ビジネスは下火になりつつあります。

石狩湾は環境省が「生物多様性保全の観点から重要な海域」として指定されている場所です。↓

サケやマスなど魚介類の宝庫として、また、一年を通じてオジロワシやオオワシ、ミサゴや冬期はウミガラスやウミスズメ類など沢山の海鳥が暮らす海域です。

この場所に風車が建設されますとこれらの野鳥たちにバードストライク(衝突死)や生息地放棄など多大な影響が出ることが懸念されます。

札幌支部でも建設反対の立場からの意見書を提出する予定でいます。

 

・建設計画の内容はこちらから閲覧できます。(但し、8月28日まで)

http://influx-ishikari.com/index.html

 

ミサゴ(石狩湾を飛行する)

ミサゴ(石狩湾を飛行する)2020年8月18日撮影

 

6月28日石狩浜探鳥会の中止告知と鳥たち

今日は草原の野鳥たちをじっくり楽しんでもらいたいと企画した石狩浜探鳥会の日でした。

残念!ながら新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となりました。

支部報や、このブログなどで中止のお知らせをしましたが中止を知らずに来られた方々に連絡するため現地に参上いたしました。

集合場所である「はまなすの丘ビジターセンター」周辺は草花が満開で、はまなすの花の香りに満ちていました。

集合時間の1時間ほど前から待機していましたが連絡が行き届いており、どなたも誤って来られた方はいらっしゃいませんでした。

一安心しました。

待っている間にも沢山の鳥たちが目前に現れ、元気よく歌っていました。

ノビタキ(オス)と石狩灯台

ノビタキと石狩灯台

アカモズ

アカモズ 石狩浜

ノゴマと石狩灯台 

ノゴマと石狩灯台

コムクドリ(オス)は子育て中です

コムクドリ(オス)は子育て中です

一生懸命に歌ってましたホオアカ(オス)

一生懸命に歌ってましたホオアカ(オス)

流木に止まるオジロワシ成鳥

流木に止まるオジロワシ成鳥

ハマナスの花

ハマナスの花

ハマヒルガオ

ハマヒルガオ

映画「喜びも悲しみも幾年月」の記念歌碑

映画「喜びも悲しみも幾年月」の記念歌碑

ビジターセンター2階からの眺望。石狩灯台と石狩川

ビジターセンター2階からの眺望。石狩灯台と石狩川

円山公園の野鳥たち

札幌支部会員で野鳥や自然が大好きなS尚也さんからのお便りをいただきました。

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こんにちは。

無事に高校受験も終わって、ひと息ついているところです。

なんとか無事に合格できました。

先日は円山公園に行って、沢山の鳥たちと出会いましたので

送りますね。

出会いたかった夏の鳥たちがしっかりと観察出来ました。

探鳥会が中止となり、皆さんとお会いできませんが再開する

のを楽しみにしています。

オオルリ オス

オオルリ オス

ノゴマ オス

珍しいノゴマ オス

ルリビタキ メス

ルリビタキ メス

ヤブサメ

ヤブサメ

ヤマゲラ

ヤマゲラ

 

尚也さん、オオジシギ生息調査では大変にお世話になりました。

素敵な写真をありがとうございます。

高校受験大変でしたね。

お友だちと楽しい高校生活を過ごしてくださいね。

 

夕張にエナガ現わる

夕張市に住む堀内さんからいただいたお便りをご紹介いたします。

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こんにちは。はじめまして。
私は夕張在住で、趣味でバードウォッチを楽しんでおります。
今回メールしたのは、週に何度か早朝に探鳥している場所で、シマエナガではなく、本州のエナガを見つけました。
(中 略)
写真も添付します。
観察した場所は市内の清水沢ダムの近くです。
道南では観察記録があるようですが、道央ではないようなので、報告いたします。

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びっくりですね。本州以南で観察されるエナガが海を越えて、どうやら北海道までやって来たようです。

北海道に生息するエナガは眉斑(びはん)が無いので顔が真綿のように白く

亜種:シマエナガと呼ばれています。↓

(野鳥観察ハンディ図鑑「新山野の鳥改訂版」日本野鳥の会)

シマエナガとエナガの違い

シマエナガとエナガの違い

 

さて、堀内さんが撮影して送っていただいたエナガがこちらです。↓

エナガ 夕張市にて堀内さん撮影 20200428 画像2

夕張市で観察されたエナガ

エナガ 20200428 夕張市清水沢清湖町

エナガ 夕張市清水沢清湖町にて20200428撮影

まさに本州以南に生息するエナガそのものですね。

翌々日に、さらに追伸が来ました。

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エナガはその後、4月30日にも観察しました。 
場所は清水沢ダムの奥の旧清湖町です。 
25日は朝6:30頃でヒガラの群に混じって1羽だけ確認しました。
最初は幼鳥かもと思ってましたが、時期的にもどうかなと言うのもあり、
後から写真を確認しました。 
30日は6:15位にヒガラ、センダイムシクイ、ハシブトガラとの混群で、
3羽確認しました。30日の写真も添付します。
エナガ 夕張市清水沢清湖町にて

エナガ 夕張市清水沢清湖町にて20200430撮影

エナガ 夕張市清水沢清湖町にて堀内さん撮影

エナガ 夕張市清水沢清湖町にて堀内さん撮影

貴重な情報をお寄せいただいた堀内さん、大変にありがとうございました。

 

 

支部報「カッコウ」4月号の表紙絵

支部会員のおおさひか○さん(小学1年生)が色えんぴつで書いて送ってくれた絵を今月号の表紙(白黒)に掲載しました。

こちらが実際に送っていただいた絵です。

アカゲラ(左)の特徴的な背中の模様と尾羽と足でしっかりと体を支えて木に止まる様子、イスカ(右)は真っ赤な体色と交差したクチバシ、といったそれぞれの鳥の特徴を上手に描きわけていて見事ですね。

4月号表紙 アカゲラ(左)とイスカ(右) 色えんぴつ画

アカゲラとイスカ 色えんぴつ画