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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

今日も北大構内の賑わい

イチョウ並木の黄葉は、地面も葉が敷き詰められたような面白さで多くの人出がありました。一方、正門と中央ローンの近くのエリアでは小さな秋の賑わいが有りました。オンコの実を食べるシジュウカラ。

 

オンコの実は甘くて美味しい。

種は毒と聞いたことがあります。

 

ヒヨドリもやってきました。ヒヨドリは甘いものに目が無いと聞いたことがあります。陽だまりに蝶が居ました。クジャクチョウ?だったかな。忘れました。お約束のエゾリスも出ました。クルミのようなものを埋めているようでした。

彼方此方走り回ったので、のどが渇いたようで水を飲みました。

 

リスが水を飲む場面を初めて見て写真にも撮れたおまけ付きの楽しい秋の鳥日和でした。

 

 

北大構内秋日和

10月30・31日。人気のイチョウ並木から大野池にかけてのエリアは土・日であった為に家族連れなどでお祭りのような賑わいでした。それはそれとして、マガモやオシドリが居なくなっても、都市鳥の代表格のスズメ、カラスなど小鳥たちも元気でした。

定番のスズメの水浴び。シジュウカラでしょうか。昔は後ろ姿がいいのを「バックシャン」と言って居ましたね。

オンコ(イチイ)の実をカラスが食べていました。構内の人気者エゾリスが夢中で食べたり越冬食料を枯葉の中や木の根などに運んでいました。構内のエゾリスは百匹は下らないと言われているようです。そんなに居るのかなとは思いますが、「今日も見ることが出来た。元気をもらった」とリスを見に来る市民もいらっしゃるそうです。この男性はリスに気が付いたでしょうか。構内は広い。大学職員などが利用する構内循環バスが運行する大学は他に有るのかなと思います。

 

 

1964年、尾岱沼の冬のドラマ

新聞・雑誌のスクラップを整理していて感動した写真記事を見つけました。吹雪の夜が明けた零下25℃の尾岱沼での光景でした。

週刊文春1992年2月20日号の「Catch Up 28年前の北海道尾岱沼の白鳥たち」記事です。撮影者は白鳥を撮り続けていた当時72才の嵯峨悌二さん。彼はニュース写真雑誌「ライフ」で前年の世界のベストカメラマン7人の一人に選ばれていて、当時の東京銀座コダック フォトサロンで開かれていた写真展の紹介記事でした。「28年前」というと東京オリンピックの1964年の尾岱沼の白鳥たちになります。

 

 

 

また厳しい冬がやってきます。

そしたらまた希望の春が来るでしょう。

印象に残ったスクラップで楽しむことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

天高くスズメも肥える秋

実った稲を群れになったスズメが食べにくる図柄が思い浮かびますが、それは昔の事。稲は手早く刈り取られてその乾燥を天日でする事は少なくなったようです。

北大構内でスズメがまつぼっくいの実を食べていました。天高くスズメも肥える秋・・厳しい冬の到来を前にしっかりと体力をつけているようでした。天高く飛行機も飛んでいました。チャンチャン。

秋、食べる事は生きる事

北大構内で、まつぼっくいの生る松にヤマガラが居ました。地上に落ちた松ぼっくいの大きな種がお目当てのようでした。別の松ぼっくいにはエゾリスがお食事中でした。この表情は「なんて美味しいんだろう」という満足感にみえました。

秋、食べる事は生きる事。豊饒の秋、体力をつけて厳しい冬を乗り越えるぞという気概も感じられました。

跳びます跳びます

9月27日の暑寒別川。帰ってきたサケが水面を跳ねていました。坂上二郎の「飛びます跳びます」のギャグをぱくったタイトルにしました。鮭が何処でジャンプするのか分からないので、見当を付けて撮ったコマの隅っこに写りこんでいた部分を拡大しています。

北大構内のエゾリス

鳥日和をご覧になった知り合いが意外だというように「北大構内にエゾリスが居るんですね」と仰いました。

札幌キャンパスの広さは東京ドーム38ヶ分の1,776,249㎡だそうです。実験農場も含む土地にはリスの食物になるドングリ、マツぼっくい、クルミ、クリ、などが生る樹木が有って、エゾリスの生活を支えているようです。(余談ですが、北大構内のクリは美味しい種類だそうで、早朝にこっそり拾って行く人が居るそうです。)

エゾリスを見つけると、特に観光客は大喜びしています。いつも見られるわけでもありませんが構内のあちこちに現れます。

その典型的な光景をご覧ください。北大正門の近くの楡の木にエゾリスが居ました。幹の右下方に登る形でいますね。

降りてきました(赤矢印の先に居ます)。朝のジョギングの女性がそれに気が付いて、携帯を取り出しています。歩道を横断してゆきました。初代総長の銅像台座を駆け抜ける個体もいました。銅像は正門入ってすぐ右に建てられています。

その銅像を正面から見ると北大育ての親といわれる佐藤昌介像です。

 

 

 

北大構内鳥日和

9月25日土曜日。土曜日のサタデーを「お土産沢山ご無沙汰デー」と覚えていました。松ぼっくいにヤマガラが来ました。次に来たヤマガラの脚には識別する足環が付いていました。頭上にエゾリスが出ました。跳ぶと飛ぶの繋がりで鳥日和に参加してもらいました。地上に降りてきました。松ぼっくいはリスも好物。北大構内を我が物顔に飛び交うカラスも、豊饒の秋の恵みに浸っていました。オンコの実?でしょう。種には毒が有るそうですが、実は薬や果樹酒に使われると聞いたことがあります。

 

(10月11月支部探鳥会もコロナに阻まれて中止ですが)

近間の公園で一人探鳥会。

「中島公園で食べ放題」   

中島公園菖蒲池にはウが時々やってきます。(ウミウかカワウか私には見分けがつきません)

 

 

 

魚を獲っています。

 

 

 

 

 

公園の池は食べ放題のビュッフェ?

 

 

 

 

 

此方はマガモ。水草を食べているようです。

 

 

 

ここも食べ放題です。

ひとしきり食べ終わったら、満足したのかゆっくり移動してゆきました。

歩道を渡ろうとしている人が居れば

直前の鳥日和でマガモの道路横断で車が止まる風景をアップしました。それで思い出しました。道交法第38条には信号機のない横断歩道で渡ろうとしている人が居れば車は止まらなければならないという条項が有るそうです。鴨の場合は人では無いので車は止まらなくとも違反ではありませんし、市の中心部の信号機は機能しています。そうではあっても鴨が信号の意味を理解するわけが無いので警察が動いた人情の交通規制でした。

私は歩行者にもマイカードライバーにもなっていて、歩行者の時には信号機のない横断歩道を渡る時は、車が50メートル位の距離から向かってくるときは通り過ぎるのを待っています。車が止まるかどうか分からないし4・5秒待って車を通過させた方が安心できるからです。当然、私が運転しているときは歩行者は車の通過を待っていると判断していましたが、実はそれは道交法違反行為でした。

横断歩道前に人が立って居て車止まるのは10%に満たないそうです。私のような意識のドライバーや無頓着なドライバーに道交法違反をさせないとすれば、横断歩道を渡る意思が無いことを示す態度、例えば後ろを向いて横断の意思が無いとするか、横断歩道前から下がるしかないのかなと思います。

ドイツに行った人から聞いたことですが、信号の無い横断歩道の前に立つと例外はあるかも知れませんが車は本当に止まるそうです。車先進国の習慣なのかもしれませんが、いずれ日本もそうなるのかなと思いました。

横断歩道と鴨を無理やり並べて、鳥日和にしました( ´艸`)。