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Sapporo Chapter Wild Bird Society of Japan

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ここのトンボ青いね

北大の学生、市民、観光客などの憩いの場になっている北大構内大野池。ベンチに居て聞こえてきた会話です。アキアカネなどトンボは赤いというイメージからの小さな驚きが「ここのトンボ青いね」でしょう。これから興味が広がって行く事を期待しました。

あるご婦人に声を掛けられました。「あのトンボは何ていう名ですか?」「よく分かりませんが、ルリイトトンボかもしれません。」するとご婦人は、持っていた携帯に口を近づけて「ルリイトトンボ」と言いました。しばらく携帯の画面を指で弾いていましたが「ありました。このトンボですね」と私に見せてくれました。青いイトトンボの画像がモニター画面に出ていました。

私には楽しい驚きの時代に居る事を実感した瞬間でした。

 

白いスイレンと青いイトトンボが、水辺の憩いを楽しく演出してくれていました。

 

 


先日の池では見かけなかったヤンマトンボが今日は活発に飛んでくれました。

図鑑と見比べるとやはりギンヤンマだと思われます。

 

昨年はオオルリボシヤンマが飛びまわっていましたが、今年は見かけていません。

ヤンマトンボが飛び回る様子は何時何処で休むかと訝るほどの馬力です。その辺の雰囲気が夕焼け小焼けの赤とんぼと違うところですね。

 

 

数組のオシドリの雛たちは、カラスに襲われるなど数を減らしながら大きくなって来ました。大野池では5羽と4羽が親と一緒に居るそうです。